TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 2023 西日本シリーズ第1戦&第2戦C72サポートチームレポート!!
神谷裕幸選手が今シーズン初優勝!ランキングでもトップに躍り出る!!
TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 2023西日本シリーズ第1戦
鈴鹿サーキット 5.807km
3シーズン目を迎えたYaris Cup西日本シリーズは、鈴鹿サーキットを皮切りに全7戦の開催が予定され、年末には特別戦「グランドファイナル」が富士スピードウェイで開催されます。開幕戦のエントリー台数は56台。スーパー耐久シリーズの開幕戦のサポートレースということもあり大いに盛り上がりました。
予選 3月18日(土) 天候:雨 路面:ウェット 予選:20分間
予選は2組に分けられ、No.1神谷選手とチームメイトのNo.138内藤選手はA組グループで予選となりました。土曜日は朝から雨、予選開始早々、S字コーナーでコースアウトする車両が相次ぎ赤旗が出されてしまいます。中断は5分間でしたが延長はなく、実質残り5分でのアタックとなりました。不安定なコンディションの中ポールポジションには届かなかったものの、神谷選手はAグルーブ2番手、内藤選手は1周目のコースアウトが響き11位で予選を終えました。A組トップのタイムがB組を上回ったことから、神谷選手は3番グリッド、内藤選手は21番グリッドから決勝に臨むこととなりました。
決勝 3月19日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ 決勝:8周
決勝は打って変わって快晴。神谷選手がスタートでポジションキープで1コーナーに進入。早くも2コーナーでトップが入れ替わり、その後方から神谷選手がチャンスを窺います。トップ争いは1周目を終えた時点で、早くも三つ巴の様相を呈していました。2周目以降は毎ラップ激しいトップ争いが繰り広げられ、バックストレートではスリーワイドで並ぶ光景も見られるほど、最後まで3台での激しいバトルが続きましたが、神谷選手は無理をせず開幕戦を3位で終えました。内藤選手も粘りのレースで順位を上げ16位でチェッカーを受けました。
TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 2023西日本シリーズ第2戦
富士スピードウェイ 4.563km
4月1日、富士スピードウェイ(FSW)でYaris Cup西日本シリーズ第2戦がで開催されました。開幕戦の鈴鹿からわずか2週間での第2戦、インターバルが短いにもかかわらず75台ものエントリーがありました。
予選 4月1日(土)天候:晴れ 路面:ドライ
今回も予選は2組に分けられ、No.1神谷選手とチームメイトのNo.138内藤選手はBグループでの予選となりました。計測開始から2分ほど経過したところ、神谷選手と内藤選手が共にコースイン。神谷選手が2番手に、内藤選手が5番手と共に好位置につけます。このまま神谷選手は2番手をキープ、内藤選手は1つポジションを落とし6番手で予選を終えました。A組トップのタイムがB組を上回ったことから、神谷選手は4番グリッド、内藤選手は12番グリッドから決勝に臨むこととなりました。
決勝 4月1日(土)天候:晴れ 路面:ドライ 決勝:8周
今回は、ワンデイイベントでコンディションは、ほとんど変わらない状態で決勝を迎えました。スタートは2台とも確実に決め、1コーナーで神谷選手がひとつポジションを上げ3番手、内藤選手はポジションキープの12番手で飛び込んでいきます。オープニングラップ、神谷選手はトップ争いに喰らいつきながらチャンスを窺います。内藤選手はひとつ順位を落とすも冷静な走りで前を追います。2周目の1コーナーにトップ争いがスリーワイドで飛び込んでき、神谷選手がアウト側から一気に2台をパスしてトップに躍り出ます。その後もトップ争いは最終ラップまで続き、コンマ4秒差で2台を抑え込み、今季初勝利を挙げるとともに、ポイントランキングでもトップに立ちました。