富士24時間ST-TCR クラス2 位完走!!「スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook 第3戦NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」C72サポートチーム Team Noah 「おとぎの国 CIVIC TCR」参戦レポート!!

スーパー耐久シリーズ 2021 Powered by Hankook 第3戦で Team Noah 「おとぎの国 CIVIC TCR」がトラブルに見舞われるも24時間をST-TCR クラス2 位で完走!!

スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook に参戦するTeam Noahの「おとぎの国 CIVIC TCR」は、5月21〜23 日に富士スピードウェイ(静岡県)で開催されたS耐シリーズ第3 戦「NAPAC 富士 SUPER TEC 24 時間レース」のST-TCR クラスに参戦。
ST-TCR クラスは2台のみの参戦だったが、マシントラブルを乗り越えて2 位で完走を果たした。
福岡に本拠を置くTeam Noah(代表:清瀧雄二)は、“九州に元気を!九州のモータースポーツにもっとワクワクを!“を合言葉に九州のレーシングチームとして2018 年よりS 耐にフル参戦。昨年は新型コロナ感染症の影響で参戦を見合わせたが、今季は2年ぶりに復帰を果たした。参戦車両はホンダ・シビックTCR で、今回のドライバーは塚田利郎、蘇武喜和、霜野誠友、芳賀邦行、久保正孝、清瀧雄二という6名体制で臨んだ。今季のST-TCR クラスは参加台数が減り、シビック2 台の出走となった。目標は3年ぶりの優勝とシビックでの富士24 時間制覇、そして合計51 台がエントリーするレースでの総合上位のゴールだった。

東海地方は平年より20 日以上早く入梅しており、レースウィークの天候は不安定となった。21 日に予定されていた公式予選は雨で、天候の回復が見込めないということで中止。第2 戦までのチームランキングや20 日の専有走行のベストタイムなどを考慮して決勝のグリッドが決定。「おとぎの国 CIVIC TCR」は1 グループの20番目のグリッドとなった。

22日は朝から曇り。それでも熱心なファンが密を避けながら思い思いの場所にテントを準備し、バーベキューを楽しみながらレースを観戦する姿が見受けられた。気温17℃とやや肌寒い15時ちょうどにレースはスタート。ドライバーは塚田が担当したが、順位を入れ替えながらの走行となった。しかし同じクラスのライバルである#97 シビックが、スタートから1 時間20 分を過ぎたあたりでマシントラブルを抱えて20 分ほどピットイン。これで塚田は再びトップに立ちピットイン、芳賀と交代した。ひとりあたりのドライブ時間は1 時間30〜40 分ほどで、芳賀の走行時は雨がポツポツと落ちて来たが、路面を濡らすほどまでは降らなかった。芳賀から霜野へつなぎ日没。次の清瀧のドライブ中には大会恒例の花火が打ち上げられた。

さらに蘇武、塚田へとつないだが、塚田がペナルティを受けたことにより60 秒ストップを課されることこととなった。その後は日付も変わり、2 位の#97 シビックに30 周以上のリードを築くことになった。しかし霜野、清瀧へとつないだ直後にミッションケースが割れるというトラブルが発生したため、330 周で緊急ピットイン。トランスミッションを交換するには一旦エンジンも降ろさなければならず、この作業に3 時間を要すこととなりクラストップから陥落した。

周囲が完全に明るくなった5 時17 分、エンジンが掛かり蘇武がコースへ。塚田、霜野、久保、清瀧、蘇武、そして最後は芳賀へとつなぎ15 時過ぎにチェッカー。622 周を走り24 時間レースのゴールとなった。目標のクラス優勝はならず2 位ではあったが、メカニックやスタッフの頑張りで無事2 年ぶりの24 時間レースを完走することができた。

第4 戦は、7 月31 日〜8 月1 日にチームのホームコース、オートポリス(大分県)において5 時間レースとして開催される。

塚田利郎「本当に長いレースでした。2 位に30 周近いリードを作ってからは実際の時間以上に長く感じ、逆にトラブルが起きてからは短く感じました。やはり24 時間で勝つことはとても難しいですね。でもだからレースはやりがいがあるのだと思います」

蘇武喜和「悔しい結果ですがしょうがないですね。でもメカさんたちが頑張ってくれて、最後まで走り切れたことが良かったと思います。気持ちを切り替えて次はチームのホームコースであるオートポリス。優勝を狙って頑張りたいと思います」

霜野誠友「いいペースで走れていただけに残念ですが仕方がないですね。それでも完走できました。メカさんたちが大変な思いをして直してくれたので、完走できたことは良かったと思います。次のオートポリスは勝ちます」

芳賀邦行「何か勝てたレースだったんじゃないのかなと思いますね。準備万端で来てもこればかりはしょうがないのかなと。次につながるよう頑張るしかありません。次に乗るのは9月の鈴鹿ですが、優勝できるよう頑張りたいと思います」

久保正孝「朝に1 スティントだけ乗れました。S 耐は初めてだったのですが、緊張することもなくレースを楽しむことができたので良かったと思います。チャンスがあればまたTeam Noah で走りたいと思います。次のオートポリスでは応援頑張ります」

清瀧雄二「シビックはノントラブルでゴールするのが難しいです。ミッションのトラブルは多いので対策はしていたのですが、初めての内容のトラブルでした。メカたちが諦めずによくやってくれました。次はオートポリスですし、地元を盛り上げたいと思います」

 

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